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株式会社マイクロオービターは、急成長している超小型衛星(NanoSatellite)を利用した様々なアプリケーションの中でも特にLPWA(Low Power Wide Area)IoT通信に的を絞り、広範囲に分散配置される各種の固定あるいは移動センサーからの低出力信号を低軌道を周回する超小型衛星で安定して中継が出来るようにするLPWA IoT超小型衛星中継システムの企画・開発及び実証実験を行い、その先に、国内・海外での超小型衛星コンステレーションLPWA IoTデータ通信システムの構築を目指しているスタートアップカンパニーです。
このシステムの利用により遠隔地にある資産、あるいは移動資産を高いコストパフォーマンスで管理することが可能になります。
また超小型衛星は下記の4つのミッションを実行できます。
4つのミッション
- Communication
- Observation
- Science
- Education
これらのミッションを低価格で実現し、地球低軌道空間での宇宙開発がより身近になり宇宙空間を利用する宇宙ビジネスや科学研究、宇宙教育や宇宙エンターテイメントのような活動がより一層気軽に行える為の一助になれることを強く願って今後の活動を展開してゆきたいと思っています。
About
会社名 | 株式会社マイクロオービター(英語名:Micro Orbiter Inc.) |
設立日 | 2021年5月13日 |
資本金 | 1億円(資本準備金を含む) |
代表 | 平方洋二 ▶ メンバープロフィール |
住所 | 本社:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング4F (2021.11.1移転) Kyutech Desk:福岡県北九州市戸畑仙水町1-1(九州工業大学キャンパス内) |
取引銀行 | 三菱UFJ銀行 本店 |
News
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2022-4-1 LoRa IoT 超小型実験衛星MicroOrbiter-1のエンジニアリングモデル
920MHz及び399.975MHzでのLoRaデータ通信をStore & Forward方式で実現する事をミッションとした超小型実験衛星 MicroOrbiter-1のCritical Design Review(CDR)が3月31日マイクロオービター社と九工大の合同で行われ無事終了いたしました。このCDRに先立ち、衛星のエンジニアリングモデルを使用した振動試験や真空熱試験が実施され満足する結果が得られました。いよいよMicroOrbiter-1が姿を現し、今年の6月頃の完成を目指し最終段階のフライトモデル製作に入って行きます。
写真は電波暗室での電波実験を終えたばかりのMicroOrbiter-1のエンジニアリングモデルです。
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2021-12-19 年末年始休業のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
冬季休業期間について、以下の通りお知らせ致します。期間:2021年12月30日~2022年1月3日
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2021-12-18 南米エクアドルで開催予定の国際小型衛星シンポジウム
南米エクアドルの首都キトーで2022年3月8日から開催予定の第3回 IAA Latin American Symposium on Small Satellites(国際宇宙航行アカデミー主催の小型衛星に関するラテンアメリカ・シンポジウム)で国立大学法人 九州工業大学の研究者が発表予定の論文(題名:Store-and-Forward Missions Using LoRa Modulation for Lean Satellites)の中で、九州工業大学と当社が現在共同開発を行っているLPWA IoT 超小型衛星MicroOrbiter-1 (略称:MO-1) について触れていますのでご参照下さい。
https://easychair.org/conferences/overview?a=27766778(ログインの為にはユーザー登録が必要です) -
2021-12-1 超小型衛星MicroOrbiter-1のPreliminary Design Review
920MHz及び399.975MHzでのLoRaデータ通信をStore & Forward方式で実現する事をミッションとした超小型実験衛星 MicroOrbiter-1のPreliminary Design Reviewが終わり本プロジェクトが少しづつ実現に向かっています。衛星の外観図を公開致します。
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2021-11-2 本社移転のお知らせ
本社を11月1日を以て下記の新住所に移転しましたのでお知らせいたします。
新住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング4F
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2021-8-30 Sputnix社とのエージェンシー契約
弊社は、ロシアの超小型衛星開発企業「SPUTNIX社」(https://sputnix.ru/)と超小型衛星及びサブシステムの分野で協力するためのエージェンシー契約を締結しました。急速に発展している趙小型衛星の分野で同社と協力し宇宙分野でのロシアの優れた製品・技術を紹介したいと思います。
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2021-7-27 IoT超小型衛星MicroOrbiter-1の打ち上げ及び衛星放出サービス契約締結
現在国立大学法人 九州工業大学と共同開発中のLoRa IoT超小型衛星の2022年後半の打ち上げ及びその後の国際宇宙ステーション(ISS)からの衛星放出に関し、この度三井物産エアロスペース株式会社とそのサービス契約を締結致しました。ISSからの放出後、当社衛星MicroOrbiter-1は軌道傾斜角51.6°、高度約400Kmで地球を周回し、その間、固定あるいは移動体に搭載のLoRa変調センサー端末からの微弱信号を受信し地上局経由送信する実証実験を行います。
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2021-7-25 夏季休業のお知らせ
弊社では、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。
■夏季休業期間:2021年8月16日(月) ~ 17日(火)
休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に順次回答させていただきます。
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2021-6-15 LoRa IoT超小型衛星の共同開発について
弊社は、国立大学法人 九州工業大学 革新的宇宙利用実証ラボラトリーと、特定小電力無線局からの微弱センサー信号の安定した受信検証の為に LoRa方式 IoT 無線通信システムで地上端末と衛星間の通信を可能にする低軌道衛星中継器としての IoT超小型衛星の共同開発を実施することで合意しました。衛星の打ち上げは2022年夏を予定しています。
IoT が普及するにつれて色々なモノのセンサーデータをネットワークに接続したいというニーズが急増しています。例えば電力メータや河川の水位計や海水の温度計のようなセンサーからのデータは通常はごく小さなデータで、頻繁に通信する必要が無いいわゆる非連続データあるいは間欠データであり、更に遠隔地、離島、海上、山間部、危険な観測場所のようなアクセスが難しい場所ゆえに一旦設置すると長期間再充電不要なセンサーを置きたいという必要性は常にあります。これに対応するのが低コスト、低消費電力、遠距離通信、免許不要なLoRa方式 IoT ネットワークが理想的な通信ソリューションと言えます。地上系 IoTネットワークを補完する形で400Kmの低軌道衛星で中継し地上局経由でユーザーがデータを受信出来ればそのメリットは計り知れません。
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2021-5-27 CubeSatに関する学術コンサル契約について
弊社は、超小型衛星試作機製作の準備のため国立大学法人九州工業大学と学術コンサルティング契約を締結しました。